【スターリンク衛星・予報】
スターリンク・トレインって知っていますか?
インターネット用の人工衛星が夜空に連なって、まるで銀河鉄道のように見える現象なのですが、1度は見てみたいですよね。
そこで!
スターリンク衛星の軌道を予測して、任意の地点から見られる日時を表示するサイトを見つけたので紹介します!
この記事では、スターリンクが何なのか、スターリンク衛星が見られる日時と実際に撮影された動画を紹介します。
それではいってみましょう!
(トップ画像出典:News week)
スターリンクって何?
スターリンクは、アメリカ合衆国の民間企業「space X(スペースエックス)」社が運用しているサービスで、多数の人工衛星を使って、全地球のインターネット接続をカバーするサービスです。
サービス提供エリアでは、直径約55センチメートルのアンテナで、通信衛星と電波を直接やり取りします。
スペースXは、人工衛星を軍用や科学・探検などの用途に販売することも計画しているほか、2020年代中頃までに総数約12,000基の人工衛星を3階層にわたって展開することを計画しています。
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スターリンクトレインって何?
地球からロケットで発射されたスターリンク衛星が、母機から切り離され、連なって移動する様子が、まるで銀河鉄道のように見えることから”スターリンク・トレイン”と呼ばれています。
衛星同士が近くに並んでいるのは打ち上げから数日の間で、ちょうど日本上空に見られるチャンスは少ないです。
予報サイト『Heavens-Above』などからスターリンク衛星の見え方を確認することができます
スターリンクトレインの動画
平塚市博物館の天文担当学芸員、藤井大地さんのツイッターより引用させていただきました。
STARLINK Train 2019.11.12 Nara Japan
スターリンク衛星の予測サイト
スターリンク衛星の通過に関する予測
HEAVENS ABOVE の使い方
① まず『Heavens-Above』にアクセスし、上の方にある”設定”見出しの「観測地点の変更」をクリック
↓
② 「地図上で観測地点を指定」 又は「言語で地点を検索」 又は「緯度や経度で座標を入力」し、下の方にある「更新」ボタンを押す。
↓
③ もう一度「HEAVENS ABOVE トップ画面」に戻り、「スターリンク衛星の通過(各打ち上げによる全衛星)」を開くと、任意の地点からスターリンク衛星が見れる予測が見れます。
※「HEAVENS ABOVE」サイトが英語表記だったり文字化けする場合は、サイトの右上の方に言語設定タブがあるので「日本語」に設定して閲覧して下さい。
ちなみに、同じ設定で、ISS(国際宇宙ステーション)の通過予測も見られますので是非ご覧になって下さい。
「au」、スターリンクと提携
KDDIは、スペースX社が提供する衛星ブロードバンド「Starlink(スターリンク)」と2021年9月に業務提携し、携帯電話基地局と基幹網をつなぐバックホール回線に利用していくことを通信会社として世界で初めて発表しました。
KDDIのauはもとより、UQモバイル、POVOもauの回線を利用しており、このスターリンクの恩恵を受けそうですね。
また、楽天モバイルも、電波の入らない所ではau電波ののローミングをしており、こちらも恩恵を受ける事になりそうですね!
KDDI、SpaceXの衛星ブロードバンド「Starlink」と業務提携、au通信網に採用する契約に合意
au(KDDI)は、ネットワークのバックボーン回線として、スターリンクを使う事を決めています。
当記事では詳細は割愛しますが、2022年9月初頭頃に起こった、auの通信障害は、このスターリンクとの業務提携に関係があるとかないとか……。
このスターリンクとうまくネットワーク情報のやりとりが可能になれば、auの強力なバックボーンになりそうですね。
今後に期待です。
KDDI、SpaceXの衛星ブロードバンド「Starlink」と業務提携、au通信網に採用する契約に合意
KDDIは、高速・低遅延の衛星ブロードバンドインターネットを提供する「Starlink」をau基地局のバックホール回線に利用する契約を締結しました。
これまでサービス提供が困難とされていた山間部や島しょ地域、災害対策においてもauの高速通信をご体験いただけるよう、2022年をめどに、まず全国約1,200カ所から順次導入を開始します。
「Starlink」の通信衛星は、高度約550kmの低軌道上に配置されており、従来の静止軌道衛星に比べて地表からの距離が65分の1程度と大きく近づくため、大幅な低遅延と高速伝送を実現しています。
光ファイバーに接続された通常のau基地局に加え、「Starlink」をバックホール回線としたau基地局を導入しエリアを補完することで、日本中どこでもauの高速通信をお客さまに届けることが可能となります。
KDDIは、総務省より実験試験局免許の交付を受け、「Starlink」の通信衛星と地上のインターネット網を接続するゲートウェイ局 (地上局) をKDDI山口衛星通信所に構築しました。現在、品質と性能を評価するため、両社共同による一連の技術検証を行っています。
KDDIより引用
「スターリンク」をもう少し詳しく解説
2024.4.2追記
スターリンクは2024年4月2日、「ファルコン9ロケット」による打ち上げを実施し、衛星の軌道投入に成功。
これによりスターリンク衛星の総数は6124機(プロトタイプ含む)となりました。
・スターリンクの衛星インターネットサービスによって世界人口のほとんどをカバーすることが技術的に可能となりますが、実際にサービスが提供されるのはスペースXがサービス提供のライセンスを取得した国に限られます。
2022年9月現在、以下の国でサービスを提供しています。
アメリカ、カナダ、イギリス、ドイツ、ニュージーランド、オーストラリア、フランス、オーストリア、オランダ、ベルギー、アイルランド、デンマーク、チリ、ポルトガル、スイス、ポーランド、イタリア、(ウクライナ:ロシア侵攻により提供している)
2022.10.12追記
2022年10月11日、スペースXからスターリンクのサービスを日本で開始するとの発表がありました。
提供状況を表示するサイトによれば、現在は東日本から東北、北海道の一部までが提供エリアとなっています。
近日中に範囲は拡大される見込みです。
スペースXからの発信によると、
”Starlinkが日本でのサービスを開始しました。アジアでは初めてのサービス国です。”とのことです。
・スペースX社は一度に最大60基の衛星を打ち上げ、260kgの衛星を最大4万2000機配備することを目指している。
・衛星にはクリプトンを燃料とするホールスラスタが搭載されており、寿命が尽きると軌道から離れることができる。また、衛星は地上から送られる追跡データに基づいて、自律的に衝突を回避するように設計されている。
・一万機以上からなる巨大通信衛星網が完成すると、低軌道の衛星は90分で地球を周回することもあり、常に約200基の衛星が上空に見えると予測されている。
・衛星の金属部分や太陽電池パネルは光を反射しやすいこともあり、天文台による観測に支障が出るとして、国際天文学連合や日本の国立天文台などはスペースXに対し改善を求めた。
この対策として、まず”ダークサット”と呼ばれる黒く塗られた機体が試験的に打ち上げられた。
この機体では、通常の機体と比べて明るさが55%低下したが、赤外線などの波長では問題が続いており、採用には至らなかった。
次いで”バイザーサット”と呼ばれるサンバイザーを装備して太陽光の入射を防いだ機体が打ち上げられた。
以降打ち上げられた機体は、すべてこのバイザーサット仕様となっている。
・直径約55cmのスターリンクアンテナ↓↓
まとめ
スターリンク・トレイン、一度は見てみたいですよね。
今後も、スターリンク衛星の打ち上げは予定されていますのでぜひブックマーク等しておかれることをおすすめします。
ちなみに、映画「ターミネーター」のスカイネットって、こんなんじゃありませんでしたっけ??
イメージがカブって、何度もスターリンクを「スカイネット」と打ち込んでしまっていました(^^笑)
誤字ありましたらご指摘下さい。
と、いう事で最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
当サイトのブックマークもお忘れなく^^
それではよい一日を~(^^)/ゆう
コメント
[…] (※参考にしたサイト:https://y-s.link/%E3%81%82%E3%81%AA%E3%81%9F%E3%82%82%E8%A6%8B%E3%81%88%E3%82%8B%EF%BC%81%E3%82%B9%E…) […]