岡山県倉敷市の海の方のはずれに「ライフパーク倉敷」という施設があるんですけど、どんな所か気になりますよね。
この記事では、ライフパーク倉敷科学センターがどんな所か分かります。
博物館、記念館好きの私ゆうが、概要をお伝えします。
それではいってみましょう!
ライフパーク倉敷 概要
ライフパーク倉敷は、学習センター、科学センター、埋蔵文化センター、教育センター、情報学習センターの5つからなり、400台以上の駐車場を備えた一大施設です。
すぐ隣の野球場やテニスコートのある福田公園ともつながっています。
各センターをちょっと詳しく
「学習センター」は、図書館と公民館施設からなっており、公民館施設では市民の方向け料理や子育てなど、各種セミナーが開催されています。
「埋蔵文化センター」は展示室と保存室があり、市内の埋蔵文化財を保存してあります。入場無料です。
「教育センター」は、教員研修、適応指導、教育相談、教育情報の収集と提供の機能を持ち、倉敷市における教育の振興・充実を図っています。
「情報学習センター」は、情報教育とICTを活用した授業のための教材整備と教員研修に関する業務を行っています。
「科学センター」は、各種科学講座と科学展示室、プラネタリウムがあります。
「駐車場」は普通車446台(臨時駐車場含む)、バス12台駐車可
全て無料です。
隣接の「福田公園」は、野球場、競技場、テニスコート、グラウンド、プール、体育館、遊具広場、広場、池があり、園内には、数多くの樹木や長い園路などもあり、ジョギングや散歩に利用されています。
↑埋蔵文化センター。「理文」と略される事もあります。
科学センター チケット
科学センターのチケットは3種類あります。
科学展示室おとな410円、高校生100円、こども100円
全天周映画とプラネタリウムがそれぞれおとな500円、高校生350円、こども250円となっております。各回ごとに料金が要ります。
科学センター 科学展示室
↑「マグデブルグの半球」
半球の中の空気を抜いて真空にし、半球を引きはがす大気圧の実験装置です。マジではがれません(汗
↑錯視「ベンハムのコマ」の実験装置。
白黒なのにいろいろな色が見えてくる不思議なこまです。実は、原理は未だに解明されずにいます。その時の体調や見る人によって見える色が違ってくるそうです。
↑「ジャイロ効果」の実験装置です。
↑「雲のリング」米村でんじろう先生の空気砲の発生装置です。勢いよく天井まで空気砲が発射できます。
↑「くるまをもち上げよう」動滑車の実験装置。軽自動車を一人で持ち上げる事ができちゃいます。摩擦係数を除いた計算では、36倍の力が発生出来て、670kgの車を持ち上げる…計算上では18,61kgの力で持ち上がります。
↑「なんでもスピーカー」やかんやコップなど、鉄製のものなら何でもスピーカーに出来ちゃう実験装置です。
↑「望遠鏡のしくみ」覗いてみると…、意外なところに小さな文字が書かれており、それが見えます。地味にすごいです。ガリレオ式です。
↑「機械時計」ふりこの仕組みがわかります。
↑「ロケットエンジンの実物」ほほぅ、これで宇宙に行くのですね。この直上にある2階の燃料タンクが情報コーナーになっているという事に、この記事を書きながら気づきました(汗)
↑「ボルタの電池」この発明で、人類は連続的に流れる電気を使えるようになったそうです。
↑「動きや力を伝える機械」回転運動を直線運動にしたり、動く速さや向きを変えるなど、動きや力を変える実験装置。
歯車やカム、クランク等実際の動きが分かります。
↑この装置は車のデフ(デファレンシャルギア)の実験装置です。遊星歯車の動きが見えます。よくこんな物発明したなぁ。
↑「アルキメデスのポンプ」らせんの管の中を水が上がっていき、今度は落ちる水のエネルギーで水車や歯車のいろんな装置が動きます。これは動画の方が良かったなぁ。
↑「宇宙情報コーナー」現地で、燃料タンクないぞー、と思っていたらこのブース自体が、燃料タンクになっています(という事に今気づきました)。小惑星探査機はやぶさの模型や、帰還カプセルのレプリカが展示してあります。このブースが1階のロケットエンジンの直上にあります。ん~にくい演出だ。
↑2階から「ジェームズ・ワットの蒸気機関」やアルキメデスの装置を見下ろします。18世紀のおわりごろワットによって作られた蒸気機関の実物大の模型です。
↑「太陽系の仲間たち」ばえますね。
↑地球を1メートルだとすると飛行機はどのくらいの高さを飛んでいる?や、月の大きさと距離は?のスケール感のわかる展示が多数あります。
↑「隕石~宇宙からの贈り物」富田隕石が展示してあります。本物にびっくり。
↑戦後の復興を支えた、倉敷市内で制作された「自動三輪車」。今あったら便利そう。
↑「科学実験コーナー」ベルヌーイの輪くぐりや、リニアモーターカーやその他の実験コーナー。地味に面白いです。
これで全部ではありません。コロナ対策でで使用不可となっているものもあります。
パンフレットを載せておきますので見にくいですが参考になれば嬉しいです。
カフェ&レストランtakao
カフェ&レストランtakao
500円台のうどんから1000円以内で色々食べれますね。ソフトクリームもオール300円となっております。リーズナブルで良いですね。
プラネタリウム関連
↑入口です。
↑プラネタリウム場内。天気予報関連の情報も充実。
↑上映スケジュールです。210席ありますが、2022年4月現在では、入場人数80名に限定されています。
全天周映画、3D酔いします
プラネタリウムの上映プログラムの中に、全天周映画というものがあります。
プラネタリウムの半球型スクリーンに映し出される映画のようなものです。
地元の自然を紹介したり、宇宙を旅したり、内容は様々です。
地平線より上は、全て映像となっているので、臨場感あふれる、というか、映像の中に自分が入り込んでるような感覚に陥ります。
プラネタリウムの音響を利用するので、音もすごく迫力あり綺麗です。
自然を紹介する全天周映画では、虫になった視点で、木々の間をすり抜けたり、宇宙を旅する映画では、隕石の間をすり抜けたり、隕石が飛んできたり、とても迫力あるシーンが多いです。
ですがその臨場感のお陰で、映像がぐるーっと回っていたり、ゆっくりスクロールしていたりすると、酔います。
例えば、前方から後方へ向けて画面がスクロールしていると、全天が後方に流れてゆくため、さも自分が前方に回転しているような感覚に陥ります。
電車にのっていて、窓から見える隣の電車が発車したら、自分が乗っている電車がさも発車したかのような感覚、それのもっと臨場感のある感覚です。
目をつぶると、今度は逆に動いているような感覚になります。
3D酔いについての詳しい記事はこちら
注意!全天周映画は3D酔いします。【3D酔いしやすい人・対策・プラネタリウム】
ライフパーク倉敷 基本情報
住所
ライフパーク倉敷
〒712-8046 倉敷市福田町古新田940
電話番号
086-454-0300
営業時間
9:00~17:15
休館日
・基本として毎週月曜日(月曜日が祝日と重なった場合は、次の平日に振替)
・年末年始
科学センター料金表
おとな | 高校生 | こども 小・中学生 | |
科学展示室 | 410円 | 100円 | 100円 |
プラネタリウム | 500円 | 350円 | 250円 |
全天周映画 | 500円 | 350円 | 250円 |
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
良かったら他記事も見て行って下さい。
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よい一日を~(^^)/ ゆう
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