島根県太田市仁摩に、サンドミュージアム(砂博物館)と、鳴き砂で有名な琴ヶ浜という所があるんですけど、どんな所か気になりますよね。
主に中国地方のドライブ、旅のブログを書いている私ゆうがお伝えします。
この記事では、仁摩サンドミュージアムの概要と、琴ヶ浜の砂が鳴く音を動画で聞くことが出来ます。
それではいってみましょう!
世界最大の「一年計砂時計」
仁摩サンドミュージアムは、当時の仁摩町民をはじめ多くの関係者の情熱と夢とロマンを原動力とし、「ふるさと創生」の理念のもと、平成3年3月3日にオープンしました。
6基の総ガラス張りピラミッドのうち最大のものは高さ21m、底辺が17m四方あり、この中央に直径1m、高さ5.2mの世界最大の砂時計が納められています。
落下する砂の量は直径平均サイズ0.106mmの粒が1トン、ちょうど365日をかけて落下する「一年計砂時計」です。
「砂暦(すなごよみ)」と名付けられたこの一年計砂時計は、平成3年午前0時前から、年男・年女108名の引く大綱によってゆっくりと回転し、午前0時を期して、新年のスタートとともに永遠の時を刻み始めました。
↑実物大モデル
↑ギネスにも認定されています。
↑上空に巨大砂時計があり、時を刻んでいます。
↑さすがにここまで巨大なガラス容器は日本では作れず、ドイツのショット社に依頼することになりましたが、最初は「こんなもん作って何になる?日本人は何を考えているんだ、気は確かか。」ととりあってもらえなかったそうです。
↑回転台の模型があり、手で回すことが出来ます。
サンドミュージアムと琴ヶ浜は映画『砂時計』の舞台
映画『砂時計』は、杏・大悟・椎香・藤、幼なじみ四人の十数年に渡る初恋の行方を描いた大ヒットコミックス「砂時計」(小学館ベツコミフラワーコミックス刊)、シリーズ累計700万部を突破した芦原妃名子によるこの原作コミックスが、2008年のテレビドラマ化(TBS)を経て、映画化されました。
2008年制作、松下奈緒、夏帆、井坂俊哉、池松壮亮 etcキャストの、映画『砂時計』は、ここ太田市周辺が主な舞台となっており、仁摩サンドミュージアムや出雲大社等がロケ地となっております。
お土産に、1分計の砂時計が人気です
↑映画「砂時計」の作中に出てきた1分計の砂時計。
砂時計は、上の砂が未来、下の砂が積もっていく過去、砂が通過して行くくびれた所が現在と、人生を表していると言われています。
砂時計から、人生が限りあるものだという事を再認識させられますね。
↑サンドミュージアム敷地内にある、ガラス工房で販売しています。
サンドミュージアムと琴ヶ浜に「どこでもドア」があります
↑サンドミュージアムにある、どこでもドアです。
↑琴ヶ浜にも、どこでもドアがあります。
四次元で、通じているのでしょうか。
↑製作者の方は、「ドアの先には、自分の夢が広がっていると想像しながら開けても楽しい。使い方は自由」とのことです。
卒業、結婚、上京など様々なシーンで映えそうですね。
鳴り砂 琴ヶ浜海岸
美しい微小貝を含む「鳴砂」は歩くとキュッキュッと鳴り、その音は「日本の音風景100選」に、全長約1.6kmの美しい渚は「日本の渚100選」に選ばれています。
鳴り砂の浜は日本で約30ヵ所確認されていますが、浜がゴミ等で汚れていないことや砂粒がほぼ均一であることなど稀な条件下で鳴り砂になります。浜の全域にわたってよく鳴る砂浜は、今では数えるほどになってきて、500万年と言う悠久の時に育まれたこの奇跡の浜「琴ヶ浜」は、日本有数の鳴り砂海岸として注目されています。
鳴り砂とは、丸みを帯びた石英が65%以上含まれ、外部より急激な力を加えると音を発する砂のことをいいます。
↑琴ヶ浜は、琴姫さんに見守られています。
立ち寄った際は、ぜひお賽銭を。
鳴り砂 琴ヶ浜 動画で音が聞けます
足で踏んでも、手でつかんでもキュッキュッと音が出ます。
動画の長さ:44秒
サンドミュージアム 場所 料金 無料駐車場あり
開館時間
9:00~17:00(受付終了16:30)
1月2日~5日 10:00~16:00
休館日
毎週水曜日
- 年末 (12月29日~31日)
- 年始 (1月1・6・7日)※変更有
(展示入れ替えや祝日、催事等により変更される場合があります。)
詳しくはこちらのサンドミュージアム休館日カレンダーをご覧ください。
入館料:
高校生以上 730円 (団体割引650円)
小中学生 360円(団体割引320円)
※団体割引は20名以上となります。
〒699-2305
島根県大田市仁摩町天河内975
TEL:0854-88-3776
FAX:0854-88-3785
無料駐車場
乗用車: 170台
バス : 10台
サンドミュージアム第1駐車場、第2駐車場、仁摩健康公園駐車場がご利用になれます。
鳴り砂 琴ヶ浜 場所 無料駐車場あり
琴ヶ浜
〒699-2304 仁摩町馬路
※馬路琴ヶ浜郵便局から海岸へ出た所に無料駐車場があります。
地図を拡大すると〒と駐車場のマークが現れます。
まとめ
サンドミュージアムには、ガラス容器制作の苦労話や、砂時計の中に入れる砂を洗ったり、ふるいにかけたり、ほこりを取り除いたり、最終的にはどうしたかという画期的なアイデアだったりという裏話が展示してあり、大人でも十分楽しめる内容だと思います。
琴ヶ浜の鳴り砂も、全国的にも珍しいので、行ったことない方はぜひ一度行ってみて下さい。砂浜もとても綺麗なので、鳴らなくても波が打ち寄せる環境はとても癒されます。
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他にも主に中国地方のドライブ、旅の記事をかいていますので良かったら見て行って下さい。
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最後までご覧いただきありがとうございました(^^)/よい一日を~ ゆう
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