広島県の「とびしま海道」に掛かる、7つの橋。どれも特徴がありますが、橋や橋梁の構造を知りたいって思ったりしませんか。
この記事では、代表的な6つの橋梁の構造を解説します。
建築科卒で、高層ビルや橋の構造を学ぶのが好きな私ゆうがお伝えします!
この記事を読むと、橋梁の代表的な構造を理解することが出来ます。
それではいってみましょう!
橋の種類と形状
吊橋
例:安芸灘大橋、豊島大橋
路面である桁を、メインケーブルとハンガーロープで支えています。メインケーブルは、アンカレイジ(おもり)につなぎとめられています。
大スパンの長大橋に向いています。世界最大の明石海峡大橋もこの構造ですね。
トラス橋
例:蒲刈大橋、豊浜大橋
「トラス構造」と言われる三角形の骨組みを組み合わせて造られた橋です。
アーチ橋
例:中の瀬戸大橋、岡村大橋
橋の上部または下部にアーチ型の補強がある橋をアーチ橋と言います。
バスケット(果物などを入れるかご)の取っ手のように、内側に少し傾かせた形の岡村大橋、中の瀬戸大橋を特に『バスケットハンドル型ニールセンローゼ橋』と呼びます。ねじれ方向に強い構造です。
斜張橋
例:平羅橋
主塔から斜めに張ったケーブルで桁を支える構造で、広い意味では吊り橋の仲間です。
桁橋
一番簡単な形で、一番多く造られている橋。皆さんの周りにもたくさんあるはずです。
ラーメン橋
このラーメンはドイツ語です。
「枠」や「骨組み」という意味です。
中華そばではありません。
橋脚に桁を載せるのではなくて、桁と橋脚が一体化になっている構造です。
こちらはとびしま海道ではありませんが、鳥取県と島根県をまたぐ、タントカスタムのテレビCMの『べた踏み坂』でおなじみの江島大橋で、ラーメン構造となっています。
江島大橋は、日本一のPC(プレキャストコンクリート)ラーメン構造で、長さが1,7kmあります。世界では第3位なのだそうです。
まとめ
橋には様々な構造がありますね。世界にはこれらを複合した構造もたくさんありますが、今回は代表的な6つの構造を集めてみました。参考になれば幸いです。
おすすめリンク
注意!全天周映画は3D酔いします。【3D酔いしやすい人・対策・プラネタリウム】
ライフパーク倉敷科学センターのプラネタリウムと実験装置が大人でも面白い!
「サヒメル」の意味とプラネタリウムのお得な回り方!【島根県立三瓶自然館サヒメル・割引】
安くて美味い糖質オフビール22種比較⇒おすすめはこれ!【2022年】【糖質制限】
最後までご覧いただきありがとうございました(^^)/よい一日を~ ゆう
コメント