廃止になった宇高国道フェリー乗り場　現在の様子（宇野港・岡山県側）

元長距離トラックの仕事をしていて幾度となくこの宇高国道フェリーにお世話になった私ゆうが語ります。

それではいってみましょう！

宇高国道フェリー概要

香川県高松市の高松港と、岡山県玉野市の宇野港を結んでいた宇高国道フェリー（宇高国道フェリー株式会社）。

瀬戸大橋が開通した後も、トラックの瀬戸大橋通行料金が高かったためと、強風によりしばしば瀬戸大橋は通行止めになるなど、トラック輸送を中心に需要があり昼夜問わず運航していました。

１時間ほどで対岸に到着するフェリーには無料で入れるお風呂も付いており、私ゆうも幾度となくこのお風呂にお世話になったものです。

岡山県（本州側）に国道30号線があり、国道フェリーを乗り継ぎ、また高松港（四国側）から国道30号線が始まるという、海をまたいだ全国でも珍しい体系の国道でもありました。

現在はその国道の役割は瀬戸大橋が受け継いでいます。

宇高国道フェリーは2012年10月に休止。

同航路を運航していた四国フェリーも2019年12月に休止。

これにより長年続いた宇高航路が休止になりました。

現在の様子

岡山県側、宇野港の旧宇高国道フェリー乗り場付近の現在の様子をご覧下さい。（2022年3月現在）

↑きらびやかだった宇高国道フェリーの看板は、白く消されていました。

↑と、思いきや横に回り込むと…

↑懐かしい！宇高国道フェリーの看板と、乗船待機のレーンの名残りのある場所。

↑かすかに1,2,3のレーン番号が残る。この道路に出てすぐ左側にはうどんの自販機と休憩所（ベンダーショップと言うのかな？）がありましたが、今はシーサイドマートという、魚市場が出来ていました。

↑そのシーサイドマート。

↑隣の土地にはスーパーが出来ていた。

↑乗船口。歩行者通路の方は大分傷んでいました。バリケードがしてありますが、ここまでは近付けます。

↑料金を支払ったり回数券を販売していた建物の中には「51年間ありがとうございました」の看板が待っていた。

↑対岸には大型客船が着くバースが出来ていました。矢印が宇高国道フェリーの乗船所です。

遠めの産業振興ビルから。矢印が宇高国道フェリーの乗船所です。

↑宇野駅が綺麗に整備されていました。

↑ちゃっかり列車も写っています。わかるかな？

お名前.com

「宇高国道フェリー」の看板が航空写真から見えます

↑「宇野港4号桟橋」あたりが宇高国道フェリーの発着所です。

「宇高国道フェリー」の看板が航空写真から見えます。

googleマップの、「+」ボタンで拡大してみて下さい。

宇野のチヌにはドラえもんが隠れているよ

宇高国道フェリー乗り場の向かいの突堤には、瀬戸内国際芸術祭に合わせて制作された「宇野のチヌ」と「宇野のコチヌ」が展示されています。

最近（2022年4月現在）、ゴミで作られた”ウロコ”がリニューアルされたらしく、行ってみました。

↑宇野のチヌとコチヌのコラボ。

↑ゴミに色が塗ってあるかと思いきや、ゴミそのものの色なんですね。
赤は消火器やらクロックスやら

↑青にはドラえもんが居た！

↑黄色にはピカチュウ、茶色には銭形のとっつぁんが

↑オレンジにはエルモ

↑こちらはコチヌ。胴体の中がすべり台になっている。

↑こっちにもドラえもんが居るよ

↑尻尾は全部傘です

↑後ろからコラボ。

仲間由紀恵さんと宇野のチヌの写真

仲間由紀恵さんと宇野のチヌの写真

記事を調べていたらこんな写真があったので載せておきますね。

こんなトリックアートも面白いですね。

まとめ

宇高国道フェリーの乗船ゲートや待機所、建物なんかもそれほど傷んでおらず、すぐにでも再開出来そうな雰囲気でした。

近くにはカフェやコテージも出来ており、学生もちらほら見えて、昔とはまた違った賑わいがある綺麗な港に変貌していました。

懐かしさと目新しさが入り混じった、なんとも不思議な感覚になりました。そういえば対岸の貨客船バースには free wifi が整備されていましたね。時代は変わったなぁー。

最後までご覧いただきありがとうございました。
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(^^)/よい一日を～　ゆう

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